第2章 エピソード1 キチおじいちゃんの顔 [第2章 子供時代 [Child]]
ダダの両親のキチおじいちゃんとスーおばあちゃんに預けられました。
コウは、タミがいないのに気づくと、泣いてばかりいました。そうするとキチおじいちゃんは、コウを背中におんぶして、クローバーの生い茂った川の土手をあるきながら、
コウは、タミがいないのに気づくと、泣いてばかりいました。そうするとキチおじいちゃんは、コウを背中におんぶして、クローバーの生い茂った川の土手をあるきながら、
と何度も繰り返しあやしました。
しばらくすると、タミは実家のお父さん(シードおじいちゃん)から田んぼをもらいました。
キチおじいちゃんは、コウが2才の時に亡くなったので、コウは物心がついてからも、キチおじいちゃんの顔を思い出せませんでした。
小学生になってから、アルバムの写真を探しましたが、キチおじいちゃんが写った写真はありませんでした。
スーおばあちゃんは、長生きしました。小学校に入学してからも、コウはしょっちゅう遊びに行っていたので、顔を良く覚えていました。
小学生になってから、アルバムの写真を探しましたが、キチおじいちゃんが写った写真はありませんでした。
スーおばあちゃんは、長生きしました。小学校に入学してからも、コウはしょっちゅう遊びに行っていたので、顔を良く覚えていました。
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